本日の離婚の振り返りは、 hiroさん 女性 40歳になります。

結婚のきっかけ

記述者の離婚時の年齢:40
記述者の性別:女性
記述者の離婚時の職業:パート

相手の方の離婚時の年齢:43
相手の方の性別:男性
記述者の離婚時の職業:中堅企業会社員

知り合った経緯:元同僚
結婚のきっかけ:10年近く付き合って年齢的にもさすがにそろそろということになり。。

離婚決意の瞬間:息子 より 両親 が大事

ほぼ一方的に義両親との同居が始まり、ご飯を食べる時も外出するときも、全て義両親最優先で義両親の言うことだけが正解。

親の荷物を置くスペースを確保するために、泣いて抵抗する子供を無視して、子供のおもちゃを勝手に捨てた。(自分のガラクタはもちろん捨てない。)

親に意見したことのない元夫は、しまいには息子にまで親(義祖父母)の機嫌を取るように強制した。

親を優先して子供にも暴言を吐くようになり、挙句の果てに私に対して「マジで死ね!」と言った。

離婚の予兆:ひしひしと感じる小者感

趣味仲間の友達に結婚したことを隠して遊んでおり、いつも必ず指輪を外して遊びに行っていた。

あるとき元カノからLINEに「会いたい」と連絡が入り、残業と偽って会社から自宅と反対方向の元カノの家に通っていた。

私が好きで買ったNIKEのスニーカーの色が気に入らなかったらしく「なに、その薄汚い色」と言い放った。

家事も育児も一切手伝わず、最低限の食費しか入れないにも関わらず、「俺が恥ずかしいからちゃんとした格好して」と常に外見を卑下する発言を繰り返した。

西松屋で子供用のストロー付きの500円程度のコップを買った時に「そんなコップいらないだろ。お金の無駄だ」と言っておきながら、自分は3万円もする折り畳み傘を買っていた。

離婚後を振り返ると

常に罵倒されたり人格を否定されるようなことを言われなくなったので、自分に自信を持てるようになった。

ストレスで眠れなかったり深い呼吸ができなくなっていたが、普通に呼吸して生きていると感じられるようになった。

子供も精神的に不安定になっていたが、落ち着きを取り戻すことができた。

もしあのまま離婚をせずに結婚生活を続けていたら、自分の人生というものはなくなっていたと思う。

背負うものは多くなったけど、それでも誰かに依存せずに自分の人生に対する責任を改めて持つことができたのと

そのおかげで自由に人生の選択をできるようになりました。

結婚をする過去の自分にアドバイスするならば。

自分の中の「この人とは離れたほうがいい」という直観を無視しないこと。

両親や友人、世間からの「そろそろ結婚したら?」というプレッシャーや「もしこの人と結婚しなかったら一生一人かもしれない」という謎の不安にのみこまれて結婚したが、やっぱり自分の直観は正しかった。両親も友人も周囲の人たちも、あなたの人生に責任は取ってくれないし、その人たちの期待に応える必要はない。

自分がやりたいことをやって輝いていたら、おのずと素敵な人は現れるし、もし現れなかったとしても一人でも十分満足できる人生を送っていくことは可能。

ただ1つだけ言えることは、夫はいなくても子供はいたほうがいい。
とてもかわいいし、自分の人生の幅を広げてくれる。

焦らなくていいから「この人なら絶対に私を大切にしてくれる」と確信できる人が現れるまで待った方がいい。自分の内側の感覚を信頼したらわかるはず。

ダメンズは結婚する前も結婚した後もダメンズです。

変わることを期待してはいけません。

この記事をご覧になった方へ

誰かに決めてもらうのではなく、自分で決めることが大切。

離婚後、上手くいかないことがあったとき、大変な時に、「親に言われたから、友達に言われたから、弁護士に言われたから離婚してこんなことになった。」と誰かのせいにしてしまう。でも自分の人生なんだから自分でなんとかするしかないし、実際なんとかできます。

 「結婚=おめでたいもの」・「離婚=残念なもの」といった世間一般のイメージがありますが、「人間万事塞翁が馬」起こる出来事にいい悪いはなく、一喜一憂して振り回される必要はありません。あなたが「離婚して今までよりももっと幸せな人生を歩む!」と決意して一歩踏み出せば、必ずそのような人生を送ることができます。

自分が死ぬときに後悔しない人生はどういうものなのか、俯瞰して考えるとおのずと答えは出てくると思います。

ただ、準備だけはしっかりしておくことは大切です。準備不足で勢いで家を飛び出すと、後悔することが出てくるかもしれません。

市区町村の相談機関だったり弁護士先生だったり、専門知識のある方に相談するなどして、きちんと準備しましょう。