本日の離婚の振り返りは、 riri さん 女性 29歳になります。

結婚のきっかけ

私:29、女性、専業主婦
相手:40、男性、自称、自営業

私が大学3回生の頃バイトをしていたラウンジのお客さんで出会い、年上で包容力もお金もあり、毎日一緒にいて楽しくて仕方がなかったので、一年同棲し大学4回生の時に入籍し、卒業後に結婚式をあげました。

離婚決意の瞬間:ニートな父親の一言で決意

金銭感覚が驚くほどなくて、稼ぐけれどもそれ以上に使い、借金をすることに何の抵抗もない人でした。

子供が二人できても全く変わらず、まじめに働こうとする意識がなく、私名義の借金も多額に作られ、毎日督促の日が続いていました。

住んでいたマンションも出なくてはいけなくなり、私の実家に親子4人お世話になることにしたのですが、その環境でもきちんと仕事を見つけようとせず口ばかりでした。

そんな時、一生懸命働く私の両親や内職と子育て、家事に奮闘する私に向かって、

汗水たらして働く奴は馬鹿だ、もっと要領よく稼ぐべきだ

と言い放ちました。

もうこの男はダメだ、
息子2人にこんな男にはなって欲しくない

と思い、その、その瞬間離婚を決意しました。

離婚の予兆:息子たちに見せたくない親の姿

内職をしている私の横で寝っ転がっていたり、節約する中で作った料理にケチをつけられたり、そういったくだらない言い合いをしているのを私の両親が見てしまって、ついに両親からも元夫に苦言を呈したことがありました。

それまでは夫婦2人で言い合いをするだけでしたが、実家にお世話になっている状態で元夫の非常識な行動、言動を見て、さすがに両親も元夫の方を注意したことで、元夫が腹を立てて家を出ていったことがありました。

離婚後を振り返ると

頭ではこんな生活は常識的に考えてもおかしい、小さな子供たちにとって悪影響だということは分かっていながら、なかなかそれを認められない自分がいましたが、実家に帰ったことでその考えがより鮮明になり、離婚を決意することが出来ました。

子供たちには働く親の姿を見せられるようになり、環境は良くなったと思います。離婚の最大の要因となった借金問題も、離婚をすると同時に任意整理を行い解決し、精神的に健全な生活を営めるようになりました。

結婚をする過去の自分にアドバイスするならば。

愛する息子を2人私に授けてくれたところは元夫に感謝しかありません。

この子たちにはまた出会いたいので、この相手と結婚をしたこと自体は後悔していませんが、

・金銭管理を私がするべきだった
・簡単に借金をさせないように監視をするべきだった
・自分名義のクレジットカードを夫とはいえ簡単に預けてしまったこと

これを後悔しています。

一回り年下で社会人としての経験もない私でしたが、自営業者の妻として経理については口出しするべきだったと思っています。

お金の事には口を出すなと言われ、それを全く疑わずに生活していたこと、この点については母親として無知すぎたと思っています。

付き合い始めたころからお金はあったけれども、使い方に何か引っかかるものを感じていたし、支払い日を守らないところやカードが止まるところは何度か目撃していたのに、いつも夫の流暢な嘘や言い訳に丸め込まれて信じてしまったこと、これもいけなかったのだと思っています。

この記事をご覧になった方へ

小さな子供がいて専業主婦で、借金を背負わされていた私でも、なんとか立ち直ることが出来ました。

この相手といることは子供たちのためにならないと感じたのであれば、離婚をする選択は間違っていないと思います。

生活できるか不安になるのはよく分かりますが、実家など助けてくれるところには甘えて、かつ区役所で相談をして受けられる支援はすべて受けて、がむしゃらに働けばいつかは明るい日が来るものです。

私の場合、話し合いでは決着できなかったのですぐに家庭裁判所に調停を申し入れましたが、調停に入れば常識的なジャッチをしてもらえるので離婚できます。

周りにどう思われるかといったプライドは捨てて、失敗したと認め、すぐに方向転換に舵を取り直せば、絶対に臨んでいた人生が取り戻せるものだと思います。

必死に働いた姿は子供は見ているし、私自身その後自分で起業し子供を大学まで行かせることも出来ました。

借金問題であれば解決策は必ずあるのであきらめないでください。