本日の離婚の振り返りは、 ジョブ子 さん 女性 45歳 になります。
目次
結婚のきっかけ
私の離婚時の年齢:48 私の性別:女性 私の離婚当時の職業:団体職員 相手の離婚時の年齢:54 相手の性別:男性 相手の離婚時の職業:一般企業社員 知り合った経緯:私の学生時代のアルバイト先の社員 結婚のきっかけ:結婚前はおとなしくて優しい人だったのなんとなく。私も年齢が気になったので。
離婚決意の瞬間:歳をとって目に見えてきたモラハラ夫
以前より静かな人だったけれど「言葉による暴力」がありました。 若いころは私にはその言葉の暴力が向けられることはありませんでしたが、一緒にデパートなどに買い物などに行くと店員のちょっとした不手際に大声を出したりごねたりすることがあり「イヤだな」と感じることは時々ありました。 あるときイタリアンのレストランに食事に行ったときに結婚20周年の記念になにか思い出に残るものを買わないかと話を持ち出したところ、私のお金の使い方について説教を始めました。 「お前はそんなだから何をやってもダメなんだ」 「自分の年齢を考えろ、もうおばさんなんだからそんなもの買っても無駄だろ」 と言われ心が折れました。
離婚の予兆:相手の弱みに漬け込んで大金を奪う、人間性が欠けたココロ
夫と二人で車で出かけたとき、後続車の不注意で小さな追突事故が起こりました。 それは全く大したものではなく車に何のダメージもない程度のものでした。 しかし夫はそれにつけ込んで相手に保険金を請求しました。 事故に遭ったせいで頭痛がひどくなり仕事が出来ないということで補償金と見舞金を長期間にわたって請求し始めたのです。 隣で見ている私には夫の不調が全く分からなかったけど、目に見えないだけで大変なのかもしれないと思ってその時は黙っていました。 しかし何度も相手に連絡し泣いてみたりちょっと脅すような口調になったりして見ていてあまり気持ちのいいものではありませんでした。 そしてそのうち「金も貯まったしハワイに行こう」「新しく車を買おう」と言い出すようになり唖然としたのを今でも忘れられません。
離婚をした後で:もう夫に怯えない生活
離婚してよかったと思います。夫は外から見たら優しくて紳士的でいい配偶者だったかもしれません。 ですが、私は彼と一緒にいて心が穏やかでいられることはほとんどなく、常にびくびくしている状態だったので今はホッとしています。 また私は長いこと不眠症と抑うつ・摂食障害で通院していたのですが、離婚してからよく眠れるようになったし医師からもう通院も不要だと言われるようになりました。 今でも時々夫に言われたことが頭に浮かんで辛くなることがありますが時が経てば忘れられるだろうと気楽に思えることができるようになりました。
結婚をする過去の自分にアドバイスするならば。
その人の考え方の根底は一生変わらないということを覚えておかなくてはいけません。 特に男尊女卑の傾向が強かったり、女性は若さに価値があると思っている人は歳を重ねるごとにそれがひどくなると言っても過言ではありません。 なので今思っている違和感はこれからどんどんと大きくなると思った方がいいでしょう。 彼はまだ26歳だった私に 「もう若くないんだからいい加減結婚したほうがいいよ」 とプロポーズしたのを覚えていますか? 26歳なんて、まだまだこれからでたくさんのことを始められるのに、彼は新しいことを始めたがる私を嫌がったのです。 そのことは何年たっても同じで、 自分を置いて進もうとする私にいつも邪魔をして、 「そんなこと今から始めて何になるの、無駄だよ」 と言い続けます。 その言葉は私を暗示にかけるほどの力があり、 今私はどうしてあの時やっておかなかったのだろうと後悔することが沢山あります。 でも彼との結婚はあの時の自分が選んでしまったことなので仕方がないと諦めるしかありません。
この記事をご覧になった方へ
彼との結婚生活は続けられない、これからの人生を大事にしたいと思ったらすぐに実行に移すべきだと思います。 時間がもったいないし自分自身がもったいないです。 ただ行動は突発的に行うのではなく計画的に行わなければなりません。 新しい生活を始めるにはお金がかかるので、まずまとまったお金を貯める必要があります。 また相手に完全なる責任がある場合は証拠集めも必要だし、信用できる協力者も必要になるでしょう。 とにかく感情的になりすぎずに冷静に事を運ぶことが大切です。 そのうえでいつまでも自分自身を諦めてしまわず、今の自分がこれ以上若くなることはないのだから大事に生きていくことも大事です。相 手と別れてから始まる新しい人生は大変なこともたくさんあるけど、すがすがしい気持ちになることにもたくさん出会えます。 ここで立ち止まることをやめて新しい一歩を踏み出すことで未来が変わっていくので自分の弱さに負けないで是非がんばっていって欲しいと思います。